ファストフードな、おうち和食。2008/12/04 16:40

おうちで和食、というと、スローフードの代表みたいな感じがします、が、この私が紹介するからには正真正銘、面倒抜きのファストフード版なのだよっ。

大好きな料理研究家(自称:料理合理家だそうな)の行正り香さんの新刊

「はじめての、和食BOOK~料理上手は読んではダメよん!」

を読めば、目からうろこが落ちるに違いないです。ハイ。とにかく目次全文を見てくださいな。こんなたくさんのメニューが、煮物でも和え物でも、数少ない配合比さえ覚えてしまえば(いや、メモに書いてキッチンに貼っておけば)、食材は何でもござれ、速攻で和食が得意になれます。少なくとも、怖くなくなります。主婦のみなさまおなじみ、キョーフの義両親の手料理接待にも最適(笑)

しかしこれは初心者向けとあって、アイコンのキャラとかちょっと苦手~という方は、元本「やっぱり、和食かな。」をオススメ。内容はほとんど同じ、でも見かけ大人っぽい、というか、うっかりキッチンにおいといて友達に中味を見られても、フツーっぽいので恥ずかしくない(笑)私は以前よりこちらを持っております。この本を初めて手に取ったときは相当感動しました。ご、合理的すぎるっ!

味の素のサイト内に「ダッシー7」なる、同じ趣旨のコンテンツがあるそうです♪百聞は一見にしかず?今すぐ必見であります。

行正り香さんの文化出版局から出てる料理本シリーズがとにかく大好きで、写真もいいんだけれど、レシピもそれなりに練られているんだけど、なんといっても、とてもおいしそう!なのです。寝る前にプチ解説とか読んでいると、もうそれだけで居ても立ってもいられず、キッチンへ駆け込んで作ってみたくなります(怪しいな~)。本の隅々まで「これ超おいしいからオススメ!」というパワーがみなぎっている→そうすると、普段あまり作り慣れないものでも、そこまで言うなら試してみようかなーとやってみる→なるほど、おいしいじゃないか→自分流にアレンジするネタが拡がる、という感じで、自ら世界中食べ歩きの旅をしなくても、そのエッセンスのおいしいところだけを上手にいただけるというわけで。

基本は、近所のスーパーかコンビニで手に入る食材&調味料で、ムリせずおいしくご飯をいただきましょう♪ポイントだけ押さえればあとはテキトーでもOK!という実際的な感じが好きなのです。しかしそのレシピの裏に、世界中のおいしいものたちが、縁の下の力持ち的に詰まっている感じがひしひしと。

この記事を書こうと思って検索したら、ブログも発見したので、元気をもらいに読みにいこうと思いまーす。子どもには「なるほど!エージェント」をどうぞ。