やっぱり読書。2009/04/24 21:53

今週は毎日外出していて、ジェイのお昼がおにぎり2個だったりとか、怒濤の日々でありました。更新やコメントが滞っていてすみません。オフラインで元気な証拠です(^-^;

最近ぱらぱらと読んでる本。

『ドストエフスキーの人間力』 齋藤孝、新潮文庫

これってハードカバーの原題が「過剰な人」なんですが、アマゾンの書評を比べるとおもしろいですよー。

「過剰な人」…齋藤孝好きのマニアが書いているので穏当。

「ドストエフスキーの人間力」…露文上がりの永遠の文学青年か、「○○力」がちょっと気になっちゃうビジネス書好きみたいな人が書いているようで、手厳しい。というか、齋藤孝シンパ(!)から見れば、的を射ない感じ(すみませ~ん、でも好きな物は好きってことで~)。

しかし、穏当なほめ評論もイマイチではありますが、お門違いなけなし評論ほどつまんないものってないよなー。情報量ゼロ、というか読んだ時間分がマイナス(うわー真っ黒だ(^-^;)。お門違いに対してやんわりと反論した(!)書評がいちばんおもしろかったです、ハイ。

は、おいといて、

この本は、ドスト偏愛者・齋藤孝が、ドストの作品の登場人物について熱く語っちゃう、思い入れビシバシな本なのであります。そこからまぁ人間力なる単語を引き出せないこともないが…しかしタイトル一つで読者層ってぐっと広がるんですねー。いや、これはさておき。おそらくこの本の正しい読み方は、お酒なんか飲みながら「そうだよなー、これはちょっとやり過ぎだよなー、ウシシ」などと著者と一緒に大御所ドストにツッコミを入れながら笑ってしまうのが一番でありましょう。ドストレベルの超大物になると、こういう読み方ですら許容されてしまうのであります(もちろん文壇の伝統に倣って眉根を寄せて読んでも可)。というわけで、いつかドストを読んでみたい人が、こちらを先に読んでおいて、映画の予告編チックに部分的予習しておくにもおすすめです。

なんかとてもつまらないことを書き散らしている気もしますが、まぁ次へ。

『はやねはやおき4回食』 婦人之友社 育児ライブラリー4

以前より、婦人の友社からのDMでちょっと気になっていた本ですが、某所でオススメと聞いて買っちゃいました♪この並びで紹介するのも気が引けますが、ここで書いておかないとたぶんそのまま時間が経ってしまうので、第一報をば。

これもアマゾンの書評のどこかにあるとおり、育児雑誌がぐるぐると特集している内容を全部まとめた感じの、非常に充実した濃い~本です。家庭で食育を実践するには、アイディアとレシピが満載で、最適の入門書です。

ただ…私個人の経験からすると、エル幼少のときには、この真っ当な内容に、今ほどはぐっとこなかったと思う(^-^; なんと言っても、幼稚園に入ったら私が早起きできるかどうか不安になったくらいのぐだぐだ母でしたからっ(恥ずー)。目の前のことでいっぱいいっぱいでした。

その点ジェイは、フツーの手間のかからない子だし、第二子でたぶんこれが育児最後だし、この本をしみじみと読んでワクワクする余裕ができたのが自分ながらにちょっと不思議でもあります。

というわけで、ある程度のマイ育児の背骨ができてから、子どもにとって本当に大事なことって何だろう?と疑問を持った人には強くオススメします。まだまだ、うおーさおーしてしまう人は、まずは自分の背骨を据えることに大事な気力を使った方が早道かも。

今考えると、エルと私は早寝遅起きでひきこもり気味のだらだら生活だったけど、とにかく、まともな物だけは食べさせてました。といっても、新鮮な野菜や魚を手をかけずに。あとは、簡単な手作りおやつとか、ふかし芋とかゆでた小豆とか。←それはひとえに自分が食べることが好きなので、エルと一緒においしいものを食べたかっただけなんですが。今でもお弁当のおかずの半分はゆで&生野菜ですが(超手抜き)残さず食べてきます。どうやら、そういうものだと思っているらしい。この、そういうものだ、というレベルの習慣を作りやすいのが、幼児期なのかもしれません。3歳児神話というよりは、人生における絶好のチャンスということで、ここはひとつ。

って言ってる私がまともな生活を意識するようになったのは、親になってからだもんなー(笑)

眠くなってきたのでこのへんで。

帰省してきます。2009/04/30 15:14

明日から、たぶんGW終わるまで、実家に帰省してきま~す。 高速渋滞がどうなることやら。

みなさまも、よい休日を。

さー荷造りだ!