カタカナ、始めました。2010/03/30 16:24

手書きのカタカナ表

卒園前から、丸暗記ものに全力投球で、プリントやらその他の課題は全くやっていなかったのですが(その間約3週間(^-^;)、やっとイベントも一段落。いよいよ入学前のペース作りを始めねば。

そんなある日、「○○ちゃんってすごいんだよ~カタカナでカ・メ・ラって、すぐにかけるんだよ~(←お店屋さんごっこの品物作りのときの観察らしい)」とエルが言ったので、カタカナの練習を始めてみました。かねてより先輩ママから「授業時間が少ない」と聞いていたので、ちょうどよかったです♪

カタカナは画数が少ない分、長さや角度やバランスが、想像以上に難しい。そこで、書き順よりも、まずは目で見た姿を脳に焼き付けることを優先することにしました。

写真は、私がIKEAのお絵かきイーゼルの紙にクレヨンで書いたカタカナ表です。終わった後も(やっぱりIKEAの)壁面収納の前面に貼り付けて掲示してあります。

1画目が赤、2画目は青、3画目は緑、4画目は黄色です。一画ずつゆっくりと、大きく丁寧に書いて見せ(視覚入力)、その直後に、エルもプリントの同じ部分を鉛筆でなぞります(感覚・運動入力)。(使ったプリントはここにあります。このサイトは超オススメ!)

その日は、これを一通りやっただけでおしまい。そういえば、ひらがなのときにも、これはたった1回しかやらなかったなぁ。で、しばらく紙のほうは目立つところに貼っておくと。

さてさて、早速今朝は、「ルビー(←キャラクターの名前)」と、かなり整ったカタカナを書いていました(自信満々の報告あり)。

次の一手は、うーん、書き順の前に、もう一度くらい「形」を再現してもらおうかな。2、3日後あたりかなぁ。似ている形や部分を、ゆる~く仲間分けさせてコメントしたりとかね。視覚的に注目すべきポイントを、自分で見つけ出してもらおうと思います。その次に、書き順かな。

学習を進める上の最大のポイントは、各回の目標をとりあえず一つに絞ることです(そういう意味では、机に正しく座る、鉛筆を正しく持つ、なども立派な学習の目標になります)。あとは、実施のタイミング、間隔(何もしないように見える間に頭の中が整理されている場合があるので、少し難しいことは長めに間隔を空けます)、順序なども結構大事。既成のペーパーワークだと、その辺がイマイチ不満なので、わざわざ不器用なローテクを駆使しているのかもしれないなー。ま、ライブ感たっぷりの五感系ではあります(笑)

手作り感覚というのは、子どもの感性に訴えかける何かがあるようです。ハードルが低くなる感じというか。ワープロの字と全く同じには書けるようにならないけれど、手書きの文字なら、…これなら書けるかも?と思えるのかもしれない。「はね」や「はらい」も姿のうちにありありと表れていて、ゴシック活字とは情報の種類が違うのかもしれませんね(もちろん不正確な部分も多いけれど(^-^;)。

そういえば、エルが入園したときも、ほとんど手書きで名前を書きました。一つ一つを大切に使って欲しいというおまじないのような気持ち。ママがそこに丁寧に手をかけたと確認できるように、心をこめて。…とはいえ、本人がどう受け止めたかは不明ですが(^-^; 私が小さかった頃は、活字のお名前のほうがかっこよく見えた気もするなー。でも思い出すのはなぜか母の字で書かれた自分の名前なんだよね(笑)

手作り感覚の効果についての考察は、引き続きあたため課題入り~。


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