小1の夏休み ― 2010/07/24 10:17
初・小学生の夏休み。さて何をやらせるべきか?悩むところではあります。うちの小学校は、宿題も最小限なので、ちょっとびっくり。
読み書き計算くらいはやらなくちゃねぇ、と、あれこれ考えた選択肢をいくつか。
・復習もかねて、ドリルとかワーク→まぁ今のレベルで繰り返しやってもあんまり効果はなさそう。
・進学塾通信講座系の発展学習→今は基礎固めが先じゃない?
・学○とか、く○んの夏期講座→もともとあんまり気が進まない。悪くはないけど、ちょっと負担が大きい感じ(時間的・経済的に)。
これはあくまでもエルの性格と様子から選んだのですが、
『にほんご』
『9までのたしざんひきざん』
この2冊を買って、ぼちぼち読みながら使うことにしました。
っていうか、ウチの小学校、けいさんカード(10までのたしざん&ひきざん)は毎日やりましょう、って宿題が出ないんですけど!!これってどうよ??と思いつつ、エルには「ウチは毎日やるからねー」と言い張って、粛々とやっております。
けいさんカードは小1夏休み的には非常におすすめです。っていうか、学校も喧嘩上等(保護者とのね、イヒヒ)くらいの気概を持って、宿題に出すのが大きなお世話的な将来の親切というものでありましょう。やりたくなければやらなけりゃいいんだし。っていうか、やらない子はなんといってもやらないし。すでに必要ない子はタイムを計る通過試験をパスする制度とかにしてさ。デフォルトを「やる」にしとくくらいでちょうどいいと思うのですが。このゴールデンタイムを逃すってどういうことよ!?1けたのたしざん&ひきざんが自動化されてなくて、2学期の、くり上がり&くり下がりはどーすんのさ!?宿題に出ないとは算数をなめているとしか思えない。(←これぞまさに喧嘩売ってる保護者(^-^;)
今の学校教育の真の問題点は、基本的な訓練を強制的にやらせない点にあるとしか思えない、というのが、とりあえずの感慨。このアンチテーゼがヨコミネさん的に流行るのかーとちょっと納得。(もちろんこの感想はこれから変わるかもしれない。)一律にでなくてもいいんです。通過試験制度でも何でもいいんです。先生の裁量で、キミはこれができるようになるまでやってきてね、将来こういう役に立つから、って言ってもいいんじゃないのかなぁ。成績評価とかになって小さく固まっちゃう前に。そういう先見の明があるひとを師と呼ぶに違いない。
そして、来年の夏は、九九のフラッシュカードをやることも決定済みです。九九はばらばらになってこそ初めて一人立ちなのです。あの念仏風の歌(最近はロック風もあるらしい。ろっくごじゅうし。)でだまされてはいけませんよ。
エルは音読を毎日する!と言い張って、けいさんカードとセットのようにやってますが、エル的には、音読は3日に1回で十分。その分ひらがな・カタカナの練習をして欲しいっす。
というわけで、1ケタの計算を「反射的に」答えられるようになるのが、この夏休みの最大の目標です。とりあえず、間違えた問題をやり直すために「マグネット式20だまそろばん」も買いました。100だまのコンパクト(5分の1、連結可能)版。くり上がり・くり下がりを説明するにも便利そうです。
『小学生の学力を伸ばす本』を買ってみました。このムックで、宝島社から出ている流行の教育本数冊分の要点がわかるので、これはおすすめ。
早速、机の上に、国語辞典と21世紀子ども百科を常駐することに決定(辞書引き学習風)。ふせんは使わず、調べた単語やキーワードに赤丸をつけることにしました。まだ引き方が上手でないので(単語探すのも、次にどの言葉を調べるのかを決めるのも)、一緒に調べています。たまーに、国語辞典の項目を写したりしています(調べ学習の助走)。それにしても、聞いた言葉を書くときの子どもの字って、どうしてあんなにへなちょこになるんでしょうね(^-^; まぁ今のところは、姿勢と書き順が正しければ、書写以外ではあまり口出ししないことにしていますが。
ヨコミネさんにずいぶんページが割かれているので、始めてじっくり読みました。これって、
「自分に合ったペースで」「自主的に」活動するという点では、基本的にモンテと同じ方向ではないでしょうか。
活動内容が、書き・計算・音楽・体育と、かなり教科教育カテゴリーになっている点は、まぁ、実際的でわかりやすいかもしれない。
あとモンテは、環境整備をスターターにしていましたが、ヨコミネさんは、4つのスイッチ(競争・まね・少しだけ難しい・認めててもらう)という、子どもの心理の特徴を前面に押し出してますね。目に見える部分を上手に使いましょうと言う感じ。
わかりやすさの奥にある、「自分でやりたいという気持ちを待って、タイミングよくはぐくむ」「甘やかさないけれど目は離さない」ところがきちんとないと、効果が出ないかもしれないと思った次第。
また、巻頭ページでは「ハマる脳」の篠原さんも、10か条を書いてます。まぁごく穏当なことばかりなのだけれど、要するに、脳を快適に保ち・負荷を減らし・情報を整理し・親はほめて待つ、みたいな感じ。ま、要するに、目に見えない部分で、子どもをサポートする工夫ってところでしょうかね。生活とか、スケジュールや課題の整理とか。ほめ方も要研究。達成度ではなく、日々の変化や努力をどこまで拾いあげられるか?それぞれの子どもの心に届くほめ方とは?まさに、カスタマイズですね。
コメント
_ さややん ― 2010/07/24 14:21
_ ROKA@大海 ― 2010/07/25 13:41
なるべく午前中に課題をすませ、午後はゆっくり・・
のほうが??と思います。
・・・
昨日の晩は、夜空全体がイナビカリでピカピカ☆して
音がしなくて光だけだったので、恐かった><;
_ いづみ ― 2010/07/26 21:45
いやー、けいさんカードは、実はとっても×2面倒です!細かいものなので子どもフツーにまきちらすし!DSのフラッシュ暗算でいいんじゃないか?とも思うのですが、ま、1年生ってことで、親がそばについて一緒にやる(私はカードの扱いがモタモタするのを見ていられないイラチなんで、私がぱっと出して片付ける係に(^-^;)というのがとてもうれしいらしいです。
くり上がり、くり下がり、1年生の山場らしいです。割り算を越えたら計算系は一安心なんだそうな。
>ROKAちゃん
チョー暑いよね。この間炎天下に2時間ほどいたら、熱中症になりかけました…(^-^; ペットボトルに自家製薄めのアクエリアスを入れて持ち歩いています。エルに「死なないためのまずい水」と呼ばれております(笑)
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あれねぇ…色塗りが面倒くさいですよね…
「もうやらんでえぇから塗っとけ!」と言うこと×2人(悪)
他でプリントをがしがしやらせてたので、いらんわと思って。
たしざん・ひきざんよりも、かけざんの方が使った気が…
↑もう忘れた(笑)
確かにくり上がり・くり下がりはきっちりやらないと
後々しんどいと思うな~
得意不得意なのがあって、14-8とか未だに間違えますもん。
辞書引くのは私も1年生からさせてました。
5年・3年で両方必要なので、5年に上がる時に
中学生から社会人まで対応!という国語・漢字辞書を書い足し
小学生用のは下の子に回しました。
宿題の量って各学年違って、3年生の方が多い!びっくり!
そして今年の担任はとっても「字を綺麗に書くこと」が
全て生活全般・丁寧に過ごすことに繋がると、とても厳しく。
でも字が綺麗になりました。感謝。