前日もやはりバタバタ。2010/09/04 12:02

入院の日まであと1日。(宇宙戦艦ヤマト風に)

朝から、エルとジェイの生活や物の置き場所なんかを、だんなさんとおばあちゃんにレクチャーです。だんなさんはテプラを作って張りまくってました。本人が呼びやすい名称を、本人の見やすい場所に、本人が実際に張るという行為が大事かも。同様に、おばあちゃんも、私の説明書を要約して、自分で大きな字の日程表を作って壁に貼っていました。理系の家系って話が早い(笑)

午後は車で、食料品の買出しに行ってきます。何はなくともとりあえず食料。食う寝る遊ぶ。

今日も一応フツーな心境。というか、9月の第1週を終わった疲労感がエルにも私にもありあり。長期休みの後の学校ってハードですねぇ。親になってもそうなのね(^-^;

で、予想ほどココロが崩れないのは、よくも悪くも子どものことなのかもしれないと思った。心配といっちゃぁ心配だし、まぁ本人が責任持ってやってくれ、っていうのもあるし、非常に現実的な問題。これはどちらかというと悪いほう。

もう一つは、「親の生きざま」みたいなものがあって、私がエルとジェイに本当に伝えられるのは、ぶっちゃけ「自分がどうやって生きてるか」ということに尽きるなーと思っていて、今回のことも、いろんな意味での人生勉強だー(私も子どもも)という視点もあることはある。

子どもは、外側だけでなくて、内側の核心部分を直感的に見抜いているからね。手抜きできないです。

エルとジェイもぐずぐずが多くなってきた。仕方ない。けど、私がいなければいないで、そういうものだということをベースに、なんとかかんとか過ごすことでありましょう。ジェイを出産する入院中、エルがパパに言った言葉…「ママいないけど、一緒にがんばろうね」だそうな。当時4歳半。

さてさて、とりあえず、よくかんでゆっくりと、腹ごしらえですかね。ここのところ気ぜわしくて、つい早めに食べたら後から苦しいのなんの…内臓の領地争いが直撃です(^-^; 昨日の夜も、油断して苦しくなり、寝込んでたら、仕事から帰ってきただんなさんが子どもをお風呂に入れてくれました。「入院中に食べられないから、今たくさん食べとこうと思ったの?」ですって。…その通りだ!結婚生活が長くなるといいこともあるんだなーと思った(笑)

入院開始。2010/09/05 17:11

無事に手続きが終わり、病室も決まって、子どもたちも帰宅しました。エアコンの音しか聞こえないという静かな空間で、妙に落ち着かないまま、ちょこんと座っております。

さっき飲んだマグコロールという液体の下剤が胃の奥で重い(>_<) なんというか、駄菓子屋とかにある粉ジュース(レモン味)を、通常の半量の水(つまり味2倍)で溶いたような、ケミカルな風味です。これを3時のおやつ(!)として飲みました。

あと、動脈からの採血というのもあって、痛くはなかったんだけど、後から筋に沿ってシクシクします。例えるなら、ひじをぶつけて、指先までびびーっとくるようなのの弱いバージョンが、腕の内側に沿って。変な感じです。

担当医プラスあと二人の苗字が、ベッドのネームカードに書いてあるのですが、担当医がキレ者(外科だけに!(笑))っぽい物静かな感じの人だったのと対照的に、あとの2人は、イマドキの若いおにーさまでした。サーファー系とでもいうか。いつ日焼けしたんだろう?病院にもいろんな人がいるものです。

画面が小さくて読み返しにくいんですが、とりあえずアップ。

手術前夜の、静けさ?2010/09/05 21:13

夕方から、思い出してCDをかけました。静かすぎるのも落ち着かないんですねぇ。久しく忘れていた回路。

ゆっくりご飯を食べ(お米が割といい味でよかった)、ゆっくり爪を切り、ゆっくりシャワーを浴び(髪の毛を乾かし終わるまで、全行程1時間!)、ホントにこんな暮らしが、この世のどこかに存在していたのね…ってくらい、この時間&空間が自分のものとは思えない(苦笑)。

ただ…手術前夜は、下剤祭りです(*_*) これでもかって勢いでピーです。下腹部筋肉は必須。

ま、明日からの苦行に備えて寝ま~す。リクエスト眠剤が何なのか、興味本位でちょっと知りたかったんだけど(笑)飲んだらかえって体調崩しそうなんでやめときまーす。…思えば遠くへ来たもんだ。

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以下、後日記す。

マグコロールは、私は250mlしか飲まなかったのですが、大腸内視鏡とかの人は、2リットル(!!)飲むそうです。←2時間くらいかけて流し込むと言ってた(^-^;

で、ピーの頻度なんですが、夕食後にはプル○ニド2錠も投入され、2時間おきくらいで、5,6回はトイレに行きましたねぇ。苦しかった(^-^;

夜はさすがになかなか寝付けなかったです。一人っきりになったら、少しだけ涙が出ました。しかし、「逃げない、避けない、逆らわない」とわけのわからない標語(ですらない)が頭をめぐり、とにかくこれは受け入れていくしかないなーと思いました。

「自分の身体に、心をぴったり合わせることが大事だ」、と、静かに、ゆっくりと、一つ一つの行動を注意深く行って過ごしました。