おむすび。2011/02/03 09:47

だいたい毎日、おむすびを作っています。

朝、だんなさんへの携帯食料(って忍者か!?)。
午前中、朝ごはんがすすまなかったジェイのおやつ。
昼食の麺類にプラスして。
夕方、お腹がすいたという子どもたちへの軽食。
夕飯を食べるのが面倒くさくなった子どもの茶碗のご飯を食べやすく。
ジャーに残った少しのご飯を一掃。

心をこめて結ぶ、という意味らしいです。おむすび。
私的には、にぎりめし、なんだけど。

ラップにご飯をのせて、ちょっと形を整え、ろく助の塩をぱらぱらしてから、さらに握り、よさげなのりを巻けば、ちょっとしたごちそうです。

こんなシンプルなことでも、家族の気持ちがちょっとだけ軽くなるんじゃないかと。

料理(というか、食べ物の用意)の本質は、食べることに関して、ちょっと面倒だと思う相手の心を取り除いて、その分だけの、ささやかな幸せを吹き込むことかもしれない。

手間の肩代わり。つまりこれが、馳走、ってことですね。
経済だけでは語れない何かがそこには存在します。
ありがたや。

ジブリってこういうことだったのか。2011/02/06 11:05

ジブリの美術館に行ってきました。

寡聞にして、これまではジブリって、本当に本当にメジャーなものをテレビでやってるときにちょっと見るくらい。作品は手が込んでよくできていて、小うるさいクリエイターが映画用のアニメを作るところ、というくらいの認識しかなかったのですが(ファンの方すみません(^-^;)…実際に行ってみて認識が変わりました。

ジブリ=映画制作ラボ、なんですね。

印象に残ったのは、

映画のしくみについて、丁寧で、子どもにも直感的にわかるような、わくわくするような、展示があったこと(ゾートロープやパラパラマンガなど)。

映画作成の仕事部屋に、植物の図鑑が、これでもか!ってくらい、大量にあったこと。

区切られた空間ごとに、自然を取り込んだ風景がそれぞれにあること。木、石、水、光をふんだんにかつ効果的に使っていて、それぞれは小さなスペースなのですが、狭さを感じさせません。トイレの石けんは、なんと、マンダリンやレモングラスなどの透明石けん!←ちょっと感動(笑)目にも涼しく心地よい香り。

全館写真撮影禁止で、自分自身の五感で感じた物を持って帰って下さいという徹底ぶり。さすがです。

目に見える技術や自然(人間を含む)を越えた、「本質」を追求するための、ラボ、なんですね、ジブリ。現実以上の「真実」を構成するための、アニメ。これは、すごいことです。世界に誇れるわけがわかりました。

ミニシアターで映画を見る展示は、「映画の原風景」を、体験を通じて伝えていくという意味で、美術館(博物館的?)の名にとてもふさわしいと思いました。…ただ私は不機嫌なジェイを抱えて待っていたため見られなかったけれど(^-^;

今やっている短編映画のモチーフの、麦に対するこだわりもあるようで、専用の展示がありました。麦…それは大地の恵み。米じゃないところがグローバルスタンダードだけど、ま、それもジブリ的一興か(笑)

食にもこだわりがあるようで、カフェ「麦わらぼうし」も充実しているらしいです。子どもがもう少し大きくなったら、次には入ってみたいなー。麦の味がしっかりした、かむほどに味が出るパンが好きなのです。

誰かの徹底したこだわりが、大切なものを受け継ぐための原動力になることもあるんですねぇ。テーマが普遍的なので、門外漢でも十分に楽しめます。

子どもを抱えてのバタバタでしたが、久しぶりに、本当に大切なものって何だろう?と、ゆっくり感じられる時間でした♪

エル7歳半、ジェイ3歳。2011/02/16 11:01

どんどん変わっていきますねぇ。

エル七歳半。小学生も板についてきました。

自分の判断で動けるようになってきた一方で、私のやり方に関する文句も多くなってきた。ま、同じ能力の両面なんですけれどね。

こっちはすっかり大人と思っているから、時間がないときは丁寧につきあえない。そんなことが続くと、貯まった疲れを爆発させて、大泣きしたり、ご飯食べさせて~と口を開けたりしますが、そういえばまだ1年生。

10歳までは、時々「マイナス3歳モード」と思って、甘えさせて手をかけてあげる時間が必要なのかも。その頻度と時間は減りますが…ただ見極めが難しくなりますね(^-^;

ジェイは3歳。トイレにはずいぶん慣れましたが、オムツに安心しているところもあって、まだまだ道のりは長そう。二人目育児の必殺技=ザ・テキトーですわ~。

あとはひと通りとりあえず心配なし。エルとはキャラが違い、愛嬌もあるし明るいし空気も読むし、社会にはうまく適応しております。しかし自分の主張を貫き通す頑固なところもあり…それぞれですねぇ。

ちなみに、姉妹間の立ち位置としては、エルがボケでジェイがツッコミです。ジェイの日本語が上達するにつれ、ますます笑えるようになり、いい感じのバランスです。

幼稚園が始まったら、送迎の時間にたっぷりと、ジェイと二人きりで、のんびり過ごしたいなーと楽しみにしています。

それにしても、また毎朝のお弁当生活が始まるのね~(^-^; それがちょっと気が重い。だんなさんにおにぎりをつくるのはそのためのリハビリだったりする。

平日昼間の一人きりの時間も楽しみ♪買い物して本屋に行ってランチして…と妄想がぐるぐる。走るのと資格もねー。

入園準備もあって、毎日つんのめりそうな自転車操業ですが、小確幸はもうすぐそこ!それを目の前にぶら下げつつ、テキトーに乗り越えまーす♪