ひさしぶりに投稿。「悩む力」2012/08/23 11:34

夏休みもあと1週間。定期的な予定では、一年で最もしんどいときかもしれないですねぇ。

ここのところ、何を書いていいものやら方向性がイマイチなのに加えて、PTAシゴトも入って、すっかりその時間をとらなくなってしまいました。

思いつくことはいろいろあるのですが。ま、時期を待つことにします。

とりあえず、読書をしたので報告。最近ベストセラーものが続きますが、

『悩む力』 (集英社新書 444C) 姜 尚中
 http://www.amazon.co.jp/dp/4087204448/ref=cm_sw_r_tw_dp_6Dznqb0GY87SR

です。

平易な言葉で語られていて、非常に読みやすいです。飛躍や力みもなく、淡々と流れていくような心地よさ。絶望の淵にいる人も、イマイチ満たされない感じを抱えている人も、さらっと読んでなんとなく納得できます。

現代を生きる悩みに対して、100年前(夏目漱石、マックス・ウェーバー)の見方を丁寧に解説しつつ示してくれます。それらがいい感じに重なったりずれたりして、自分の視点が少しずつ変わってゆくというさじ加減が絶妙です。

これは、何か情報を得るための本ではなくて、文章に自分を投影して、一つ一つをゆっくり確認するために読む本ですね。

それぞれの大きなテーマに対する結論めいたものは、ごくささいでありふれたものなんだけれど、それがかえって誠実で安心感を得られます。

筆者自身が、エキスパート級の悩む人だからこそ、書けた本なのでしょうね。

私はといえば、常に悩んでくよくよしてばっかりですが…ま、それでもいいのかなぁと。背中を押されたんだか現状を肯定されたんだかよくわかりませんが(笑)、読んでみて感想くらい書いておこうかな、という気持ちにはなりました。

「人生がときめく片づけの魔法」を読みました。2012/01/22 04:23

ベストセラーというものとはあまり縁がない私ですが、待ち合わせまで30分あったので、本を半額で購入し、ファストフードで読みました。というコスパをふまえた評価ではありますが(笑)

結構いいじゃんこれ。

さくっと読めて前向きになれる本としては秀逸。内容は、片付け本というよりはむしろ、

片付けバカ一代記

と呼ぶべきものではないかと。著者による、片付けあるある系の失敗(しかもかなり泥沼度が高い)から導き出された、片付けの真実と極意は、かなりユニークな新見解。片付けにつぎ込んだ気力・体力・時間・お金はハンパ無く、それゆえの賜物なのね~と納得できます。そのエッセンスを本一冊で学べるのはある意味おトクかも。

彼女いわく、片付けの極意は「感情」や「物に対する感謝」などにあり、安易な方法論や定量的解決を示さないところが、潔いというか、オリジナルというか。スピリチュアルだと曖昧なので、右脳片付けとでもいいましょうか。片付けの心理的効果だけでなく、社会生活や身体とからめた話もあり、やや眉唾なんだけど、このへんもっと上手にアピールしたらおもしろいんじゃないかな。まぁその辺も計算がなくて天然なのが著者の持ち味ではありますが。

著者の物に対する愛情の示し方には頭が下がります。物に対するつきあい方は、必要以上にマニアックでもなく、ストイックでもなく、自分の役に立ってくれてありがとう、という一見ごくフツーの視点。しかし「役に立つ」の内容は様々であるというのは鋭い指摘です。

片付けのプロセスはシンプル。手にとってときめく物だけを残し、あとは処分する。次に、全ての物の定位置を決める。以上。

もちろん片付けプロセス必勝のコツがあって、同じカテゴリの全ての物を一カ所に集めてから、必ず手にとって判定するとか、洋服→本→小物→思い出品の順に進める、とか。途中で陥りがちなワナの回避法もあれこれ載っています。

確かに、思い出品というのは判断のネックなんだよね~(^-^; 子どもの描いた絵とかなかなか捨てられないし。というわけで、それらを後回しにして最後に手を付けるというのはとても納得。

ウチは物がとても多い(特に本)のですが、物の置き場所はあまり分散していないので(同居で専有部分が狭い!)、比較的始めやすかったです。

洋服セレクションは去年から一通り終わっているので、今日は小物を整理してみました。備品や在庫がわかってスッキリしました。

そして書類も一部始めましたが、タイムアウト。書類は重要物以外は全捨てが基本だそうです。紙類を捨てるのって気を遣いますよね、名前とか住所とか。ざくざく切りは子どもに下請けさせ、続行予定です。

目標は「とりあえず人を呼んでもギリギリOKの部屋」←レベル低すぎ(^-^; でも切実。今より片付けばラッキー♪と思って、テキトーにやってみまーす。

「ささいなことにもすぐに『動揺』してしまうあなたへ。」を読みました。2012/01/07 17:33

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (ソフトバンク文庫NF) エレイン・N・アーロン http://www.amazon.co.jp/dp/4797345276/ref=cm_sw_r_tw_dp_Moacpb04E72RW

を読みました。ハードカバーは2000年に出版されて、古い本なのですが、切り口はなかなかいいと思いました。

中心となるのは「The Highly Sensitive Person (HSP) =とても敏感な人」についての説明と、HSPが社会の中で生きていくためのセラピーやレッスンです。ユング派のセラピストが書いているので、その辺、興味深くもあり、読みにくさもあるかもしれないけれど、本人がHSPというだけあって、とても良心的です(笑)

個人的には…あんまり動揺とかしないし、人前でしゃべるの得意だし、基本的な社交性もそれなりにはある…とは思う(笑)のですが、なにせ、情報に対する疲労度がハンパなく高いのです。

たぶん、元は社交的でない人間で、経験と理屈からある程度の社交性を身につけただけなんだと思う。ま、誰でも多かれ少なかれそうなんですが。

現在は育児中の専業主婦という最もシンプルな仕事に従事しているおかげで、情報の量はほぼ自由裁量なのですが、それにしてもこの気力の波は一体何事?と自分でも最近なんとかしたいと考えておりました。

結論から言うと、本の内容が具体的に役に立ったというよりは、今ある自分を否定せずに、自分なりのやり方で対処していけばいいのかな、という自信のようなものが得られた気がします。テレビもネットも音楽も読書も、限定されたものから始めて、気が向いたらぼちぼち広げればいいや~。

ただ、今よりもう少し外に出て、いろんな人と話をしようかなとはおもいますが、来年度からはイヤでも外に出る機会が増えるようなので、予防と対策として、その前に読めてよかったです♪

よく見れば、だんなさんもエルもたぶん一人になる時間が必要なHSPタイプ。いや、どう見てもHSPにしか見えない(笑)その点でもかなり役に立ったかも。

エルも、学校から帰るなり、猛然と絵を描き始めたり、マンガを読み始めたりして、仲良しの友達がピンポンして「遊ぼう!」って来ても「今ムリ。ごめん。」とか応えるのを見ていて、…これでいいのか?と思うこともあったのですが、きっとそれは一人になる大切な時間なんですね。ま、いっか。

予定をみっちり組まずに、できるだけ規則正しくゆるゆると生活させていけば、自分でいろんなことを学んでいくタイプなのかもしれない。

親としてははらはらするけれど、ま、テキトーにがんばりまーす(笑)

と、全然レビューじゃないですね、散漫な感想でーす(^-^;