「ささいなことにもすぐに『動揺』してしまうあなたへ。」を読みました。 ― 2012/01/07 17:33
を読みました。ハードカバーは2000年に出版されて、古い本なのですが、切り口はなかなかいいと思いました。
中心となるのは「The Highly Sensitive Person (HSP) =とても敏感な人」についての説明と、HSPが社会の中で生きていくためのセラピーやレッスンです。ユング派のセラピストが書いているので、その辺、興味深くもあり、読みにくさもあるかもしれないけれど、本人がHSPというだけあって、とても良心的です(笑)
個人的には…あんまり動揺とかしないし、人前でしゃべるの得意だし、基本的な社交性もそれなりにはある…とは思う(笑)のですが、なにせ、情報に対する疲労度がハンパなく高いのです。
たぶん、元は社交的でない人間で、経験と理屈からある程度の社交性を身につけただけなんだと思う。ま、誰でも多かれ少なかれそうなんですが。
現在は育児中の専業主婦という最もシンプルな仕事に従事しているおかげで、情報の量はほぼ自由裁量なのですが、それにしてもこの気力の波は一体何事?と自分でも最近なんとかしたいと考えておりました。
結論から言うと、本の内容が具体的に役に立ったというよりは、今ある自分を否定せずに、自分なりのやり方で対処していけばいいのかな、という自信のようなものが得られた気がします。テレビもネットも音楽も読書も、限定されたものから始めて、気が向いたらぼちぼち広げればいいや~。
ただ、今よりもう少し外に出て、いろんな人と話をしようかなとはおもいますが、来年度からはイヤでも外に出る機会が増えるようなので、予防と対策として、その前に読めてよかったです♪
よく見れば、だんなさんもエルもたぶん一人になる時間が必要なHSPタイプ。いや、どう見てもHSPにしか見えない(笑)その点でもかなり役に立ったかも。
エルも、学校から帰るなり、猛然と絵を描き始めたり、マンガを読み始めたりして、仲良しの友達がピンポンして「遊ぼう!」って来ても「今ムリ。ごめん。」とか応えるのを見ていて、…これでいいのか?と思うこともあったのですが、きっとそれは一人になる大切な時間なんですね。ま、いっか。
予定をみっちり組まずに、できるだけ規則正しくゆるゆると生活させていけば、自分でいろんなことを学んでいくタイプなのかもしれない。
親としてははらはらするけれど、ま、テキトーにがんばりまーす(笑)
と、全然レビューじゃないですね、散漫な感想でーす(^-^;
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