煎じ詰めれば2010/08/25 12:27

昨日は、専門医の術前の最終診察(というか、症状と手術についての、患者と家族への説明)でした。

いろんな可能性について、30分くらい集中して聞いていたので、慣れないことで、疲れました(^-^;

ぶっちゃけ、

どれだけ切るのか?→肋骨の指2本下あたりに沿って、への字状に。→結構大きく切るのねー。そりゃ、ブツが大きいからね。

入院期間は?→すい臓は、術後の経過観察があるので、10日~2週間くらいが目安。1週間の人も1ヶ月の人もいる。あ、手術は9月6日の予定になりました。

これが最も大きな関心事で、次に

悪性の可能性は?→現時点ではないけれど、出してみないとなんともいえない。ただ、取ってしまえばほぼ安心なケース。→これはまぁ、ラッキーなんでしょうね。手術自体は、(最も大変な可能性である)がんを想定しつつも、最低限の摘出となるそうです。

ジェイが大騒ぎしているのでひとまずアップ。

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で、続き。

うーん、後は、すい臓を半分と脾臓を取って、糖尿病になる可能性がどのくらい高まるのかとか、何に気をつけて生活すればいいのかとか、手術を通り越して、術後の健康管理なんかが気になりますねぇ。ま、そのうち走って身体を鍛えるのだ。

なんというか、外科医と話していると、自分に起こったことではあるのだけれど、確率と可能性の中に、自分が漂っていることを感じます。そういうのが不安になる人も多いと思うんだけれど、隣にバリバリ理系のだんなさんが座っていたせいか(なんといっても、私が「いろいろと面倒をかけてごめんね」と言ったら、彼のコメントは「確率の問題だから、気にしなくていいよ」ですって!秀逸すぎ)、なぜかそれがストンと腑に落ちたような気持ちになりました。もちろん、これからじたばたする予感もアリ、っていうか、かなり大(笑)。

実は一番気になっているのは、入院中の子どもの生活だったりします。たぶん、エルは自分で起きて着替えられるし、時間割準備も宿題もさっさとやるので(たまに忘れてるらしい)、一応大丈夫だとは思うんだけど。サバイバルに最適=テキトー母←小声で言ってみた。こまごました物の置き場所や段取りなんかを少しずつ教えています。「エルがいるから安心だわー、ホント助かるわー」とほめ放題。あとは、帰ってきたら盛大にほめればそれでいいやー。

そしてさらに心配なのは、おばあちゃんの体力&気力。子ども二人をまるまる抱えて生活しても大丈夫!?そして私自身よりも私の病状を心配していることは明らか(そのそぶりは見せないけど、心配症なので、たぶん)。私は、その消耗が心配だな。うーん、難しいですねぇ、患者と周囲の関係って。表面上はフツーにしておくのが暖かい配慮なのかもしれないなぁ。あくまでもウチ的には。っていうか、私が患者になった場面的には。だって照れくさいし(これが本音)。

とりあえず2週間は、丁寧に子どもにつきあいつつ、入院するけど元気に帰ってくるからね~♪と何度も説明しようと思います。ジェイにもね。いや、小さい子ほど、あの手この手の根回しが大事かも。

では、おやすみなさいです。